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今、トレンドの『微粘着ラバー』どう打ち分ける?【卓球】

2020年8月7日

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全然どうでもいい話なんですけど。

自転車の鍵(がしゃんってなるあのリングタイプのやつ)かけるとき、ホイールの線?みたいな部分(スポークっていうらしい)に高確率で当たりません?

何もない部分の方が圧倒的に割合多いのに。

差し込むときに向きが決まっているものにおける二分の一をよく外すのと同じ匂いがする。USBとかSDカードとか家の鍵とか。
最近もはや、うまく刺さらんかったときに「あ、間違った」って思って反対向き試すけど、刺さらんかったのは向きじゃなくただ角度や接触が悪かっただけで、「合ってたんかーい」って1人で内心つっこみながら元に戻すパターンすらある。

落ち着け。ってね←


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今西健太郎です♪
こんばんは。

梅雨も明けて、すっかり夏らしくなってきましたね。

今回のテーマ  -今、トレンドの『微粘着ラバー』どう打ち分ける?-

最近、各社が「微粘着ラバー」をどんどん出しており、巷ではトレンド、流行りになりつつありますね。

かくいう私自身も、学生時代はハイテンション系、社会人になってからはずっと強粘着系のラバーを使用しておりましたが、今年からはフォア面にTIBHARの「ハイブリッドK1J」を本格使用しています。

現在、発売されている主な微粘着ラバー
(メーカーさんによっては扱いが微妙に異なるものもあり、間違ってたらごめんなさい)

・ハイブリッドK1J《TIBHAR》
・ディグニクス09C《バタフライ》
・アイビス《バタフライ》
・ラクザZ《ヤサカ》
・翔龍《ヤサカ》
・輝龍《ヤサカ》
・VJC>07 Sticky Extra《VICTAS》
・VS>402《VICTAS》
・ズィーガーPK50《ニッタク》
・ゴールデンタンゴ《JOOLA》

K1Jに変えた理由や経緯などは以下の記事で書いていますので、宜しければ読んでみてください♪

参考契約選手が紹介する、イチオシ!TIBHAR卓球製品 ~2020春~

また、試打動画などもたくさんありますので、そちらもぜひ。

参考動画TIBHAR関連動画 再生プレイリスト(試打含む)

その名の通り、「微」妙に「粘着」性がある裏ソフトラバーですが、今回は「ハイテンション系」および「強粘着系」のラバーと比較して、使用移行する際にどのように打ち分けの意識をすれば良いかについて、私なりに紹介していこうと思いますので、ぜひご参考にしてみてください。

「微粘着」って、どんなラバー?

ラバーといっても現在は多種多様な種類があり、一から説明していたらキリがありません。笑

そこは一旦置いておいて、今回は「ハイテンション系」「微粘着系」「強粘着系」の3つについて焦点を当て、特徴を整理していきましょう。説明は私の感覚的な言葉になりますが、ラバーの特性を理解しておくことが、これから色々と考えていく上でまず前提となります。

【ハイテンション系】
その名の通り、ラバーにテンション(引っ張り)がかかっている状態で、当てるように打つと非常に弾む、飛ぶ。基本的には打球時の食い込みがよいが、滑る、落ちる、と表現されるボールも出る。初・中級者でも扱いやすいものも多いが、弾みすぎるものだとコントロールが効かないケースも。

【強粘着系】
中国人選手をはじめ、最近では日本でも女子選手を筆頭に使用する選手が増えてきている。硬度が非常に高くほとんど食い込みがない代わりに、ボールがくっつく程の粘着力があるため、使いこなせれば強烈なドライブ、カウンター、台上技術等を繰り出すことができる。シンプルな弾み自体は抑えられている分、フィジカル的な要素は重要。

【微粘着系】
ハイテンション系と強粘着系の、中間。

というのは冗談で。笑

もちろん種類にもよりますが、粘着系ラバー」はハイテンション系と強粘着系における良いとこどりのラバーだと思います。だからこそ、それが今トレンドになっている所以なのかもしれませんね。

粘着性があって弾みが抑えられている分、台上技術やループドライブ、カウンター等はやりやすく、球質としてのいやらしさも出せる、が、強粘着ほどカッチカチではないため、一発ズドンも比較的パワーを使わずに打ち放つことができます。

ただ、微粘着ラバーの種類や人の感覚によっては「良いとこどり」というよりは「どっちつかず」という場合もあるかと思います。同じ「微粘着」と謳われているラバーでも特徴がそれぞれありますので、いろいろ試してみて自分に合うものを探してみては?♪(今西はハイブリッドK1J推しです。笑)

フォアハンド打法で意識していることは?

打ち分けのコツについて、今回は「フォアハンド」について、紹介していきます。

と、その前に、唯一の私の取り柄であるフォアハンドにおいて、どんなことを意識しているか、を前置きします。この他にも無限にありますが、今回は1つだけに我慢しておきます。笑

それは、「スイング軌道は楕円形を描くように」です。

参考動画【1:14〜】スイング軌道について解説

①ニュートラル(基本姿勢)を起点とし、肘からテイクバック開始を意識
②真後ろではなく、膝を通るような感じで斜め下へバックスイング
③手打ちにならないよう、膝、股関節、腰、体幹全体を使ってスイングする意識
③振り始めのタイミングでボールに対して真上に引っ張り上げるように当てる
④ボールとラケットにおけるインパクトの瞬間、真横にぶち当てる
④そのままスイングを引っ張り、顔の前を通り過ぎるように振り切る
⑤そのまま左肩を通るような流れで、肘を支点にしてニュートラルに戻る(後ろの人に肘打ちするようなイメージ)

もちろん、実際は一瞬の間でこんなに細かく意識できるわけありませんが、極端に分解するならこんな感じで、この流れを実現するためのイメージが「楕円形のスイング軌道」です。

よく、一生懸命、一直線方向に行ったり来たりスイング(いわゆるワイパースイング)している選手を、特にジュニア選手で多く見かけますが、これは無駄が多すぎます...。

【スイング軌道を楕円形にするよう意識する目的、メリット】
スムーズな流れでニュートラルに戻ることができる、バックハンドとの切り替えも◎
・スイングにかかる時間、体力の無駄がなくなる
・常に円を描き続けることでラケットが止まる(速度が0になる)瞬間がなくなる為、スイングスピードが落ちない
・ドライブにおいて、回転とスピードを両立できる
・威力を増すためにスイングが大きくなっても早く戻ることができる 等々

じゃあ実際、どう打ち分けたら良いの?

さっそく結論です。

微粘着系、ならびに強粘着系、ハイテンション系を移行する際の打ち分けは、その「楕円形のスイング軌道における軸・方向性の違い」を意識すれば良いかと思います。

参考動画【2:52〜】スイング軌道の軸・方向性の違いとは?

動画で解説している通りですが、ハイテンション系では、くいこみや弾みの良さを活かすために「水平方向に近い楕円形」、強粘着系においては、食い込みにくい分、強い粘着を生かしてスイングスピードを使って上に引っ張り上げるように「垂直方向に近い楕円形」を意識します。

んで、微粘着系は「その中間をとる楕円形」の意識です。
先述の通り、ハイテンションと強粘着の良いとこどりをするために「間を取る」のです。

それぞれのラバーからそれぞれに使用移行したいな〜と思った時は、まずはこの「スイング軌道の軸の違い」の意識を持てば、スムーズに移行できるかもしれません。

ただ、「打ち方を変える」のですから、肩や肘など、痛めてしまうかもしれません。そこは無理のないように...。(私は強粘着に移行する際の打法改革で実際に肩をぶっ壊しました。笑)

(余談)

個人的には、強粘着を使う上で、フィジカルがあるからといって、ぶち当てる、しばくような意識が強いと、強粘着特有である圧迫感のある伸びやいやらしさを無くしてしまう、「ただの速いボール」になってしまい、得点に繋がりにくいもったいない使い方になると思っています。
私の場合でいうと、粘着特有で出せる「バウンドの高い弾道」を活かすために「引っ張るようなイメージ」とよく表現します。この意識は、ループドライブと一撃強打を打ち分ける際などにおいて、回転やスピードの落差を大きく出すことにも繋がってきます。元が、ぶち当てる、しばくようなスイングだと、緩急をつけるときに見た目上、差が出てしまって相手にプレッシャーをかけにくくなります。ただ、この「引っ張る」は正直言って、単純なパワーというよりは、スイングスピードをかなり担保されている選手でないと棒球になってしまいます。要は、筋力じゃない、ってことですね。

せっかくハイテンション系(一般的に使用者が多い)ラバー以外を使うのなら、特徴はいかんなく発揮しないと宝の持ち腐れですし、実際の試合で特に緊張した場面では得点に繋がりにくいと思います。

余談でした。ご参考までに。

まとめ

微粘着系使ってみたいな〜とか、そのまた逆に、別のラバーに変えてみたいな〜と移行を思っている方はぜひ参考にしてみてください♪

微粘着ラバーに使用移行する上での打ち分けの意識まとめ

  • ハイテンション系はよく食い込む、強粘着系はくっついて引っ張れる、微粘着系はその中間で良いとこどり特性。
  • 前提としてフォアハンドを振る上で大事なのが「楕円形のスイング軌道」
  • 打ち分けする際の違いはスイング軌道の「軸・方向性」

今回はここまでですが、フォアハンドやそれに付随すること、粘着系に関する内容については、まだまだお伝えできることがありますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです( ^ω^ )


いかがでしたでしょうか。
こういった内容を中心に、紹介しきれなかったことはSNSやYouTubeでも取り上げていこうと思っています。この記事が少しでも参考になったな、って方は、是非、フォロー・チャンネル登録をしていただけると嬉しいです!( ^ω^ )

それではこの辺で。See you again(^^)/~~~

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  • この記事を書いた人

今西 健太郎

皆さん、初めまして。 京都にある実家の卓球スクールで卓球を始め、東山高校、同志社大学へと進学。現在は製薬企業でMR(医薬情報担当者)として東京で働きながら、TIBHAR契約選手として卓球人生を謳歌しております。これまでの経験や挫折から得た学び、マインドを発信します。

-フォアハンド, TIBHAR, 寄稿記事, 粘着ラバー
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