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【卓球】練習の生産性を上げるために意識すべき10のコト【前編】

2020年5月30日

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「この人の1日って、本当に24時間なんかな...」
って感じる人、たまーにいません?

仕事に限らず、成果を出すまでのスピード、量、さらにその質を鑑みると、どう考えても皆と同じ時間軸で生活してるとは思えない人。
いわゆる意識高い系(この言い回しは嫌いですが)で、無駄な時間を極限まで減らしてるような人だと「1日24時間の資源を最大化してるんだな」って感じるんですけど、冒頭に挙げるような人って大概そういうわけじゃないんですよね。
ちゃんと(?)ごろごろする時間があったり、ゲームや漫画に夢中になる時間があったり。
全然息苦しくない。おかしい。

これはもう...

じかんマテリアを装備してるとしか思えん。
(FFやりすぎ←)



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今西健太郎です♪
こんばんは。

皆さん、前回の記事はご覧いただけましたでしょうか?
そして、おうちトレーニング、実践してみていただけましたでしょうか?

参考活動自粛明けに活きる!見落とされがちな「手足の指」のおうちトレーニング

この内容は活動自粛期間に限らず、必ず卓球に直結して活きるトレーニングです。ペットボトルもタオルも、いつでも身近にあるものだと思うので、練習の前や休憩時間、思いついた時にでも気軽に取り組めるメニューでもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^ ^

今回のテーマについて

どん!!!

「練習の生産性を上げるために意識すべき10のコト【前編】」

そろそろ全国各地で、「やっと!久しぶりに!卓球できる!」という人が出てきているんではないでしょうか。しかしながら、練習を再開するにも色々制約はあるでしょうし、特に社会人だと、元々そんなに長い練習時間とれない...って方も多いと思います。

そんなとき、じかんマテリアがあったら.........! じゃなくて。

「短い練習時間でも、質が高くて、試合に活きる(生産性が高い)練習が出来たら...」と思いますよね?

そこで!私がこれまでに実践してきた、練習に取り組む際の意識や方法について、大きく【マインド編】【フットワーク練習編】【システム練習編】に分けて、選りすぐりの合計10個を大放出いたします。

実際に記事を書いていると想定以上の内容量になりそうだったので、前・後編で分けて紹介することにします。今回は主に、このテーマを選んだ理由や重要性、また、すべての根底となるマインドについてです。

私自身、社会人になって日本一の強豪エリアの東京に配属になり、まともに練習もできない中で、全日本選手権や東京選手権の代表選手になれたのは、これらが全てだと、心の底から感じています。
要するに机上の空論ではなく、結果として表れた、実際の経験に基づく思考です。

1枚目→2018年全日本選手権一般シングルス東京都予選通過時
2枚目→2019年東京選手権一般単複予選通過時

また、私はこの「生産性」を意識した考え方、卓球だけじゃなく色々な分野にも当てはまると思うので、とても大事にしています。

同じ分だけ練習時間を費やしたとして、その中でもライバルと格段に差をつけたい!って方、必見です。
関連する動画をYoutubeでアップしており、併せてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください^ ^

前提として、なぜこのテーマを選んだのか

まず、「練習の生産性を上げるための方法を意識すること」が何故大切なのか。

それは、「マインド要素は目に見えない」からです。

なんや、当たり前のことやん。
と思った方もいると思いますが、この話をする上で最も重要なことなのではじめにお伝えしました。
目に見えないからこそ、どの程度意識を持てているかの指標がなく、自分でも判断し難い。
目に見えないからこそ、意識が薄れやすく、練習の質に影響しやすい。
目に見えないからこそ、ライバルと差がつきやすい。

ここをまず念頭においていただけると、これから紹介する内容も落とし込みやすくなってくると思います。

また、今回は特に「満足に練習時間が取れない社会人」のような層を想定して記事を書いております。ですが、ジュニアや学生、ベテラン世代にも共通して実践できる部分もあるかと思いますので、その点ご了承いただけますと幸いです。

それでは、本題です。

すべての根底となる【マインド編】

練習や試合に挑むに当たって大前提となるマインド、基本中の基本になります。
Lili村田さんのサブチャンネル「もぷとぐらさん」にてお話しさせていただいた以下の動画でまとめてお話していますが、ここではポイントをかいつまんで紹介します。

 

一、卓球を〝大好き〟になる

〝好き〟ではありません。〝大好き〟になるんです。卓球ができることを心の底から楽しむ。

こうして、私の記事をわざわざ読んで下さっているということは、元々卓球が大好きな方が多いと思うので、今更だとは思いますが。笑
大好きなことって、勝手に興味湧くし、やる気でるし、考えるし、あれこれチャレンジしてみますよね。いわゆる内発的な動機付けです。

好きになる要因は人それぞれ。単純に「卓球していると楽しい」と思える人もいると思いますし、それだけじゃなく、「一緒にやる人との関わり」や「試合で勝ちたいから」等、色々あります。
ちなみに私がいま卓球を大好きな理由は、挙げたもの全部です。笑
好きになろうとしてなれるものではありませんが...、正直、外部要因で卓球を続けているうちは、よほどの才能がないとなかなか結果を残すのは難しいと思います。

二、自分の現状を〝棚卸し〟する

実際に練習メニューを組んだり、戦術を立てたりする前に。
まずは、「自分の現状」と「目指す姿、理想」を正確に把握しましょう。
理想から現状を差し引いて、ビジョンに近付くためには「何を身につけるべきか」、「本当に必要な練習は何か」を明確に導き出すためです。

私の場合、一例を挙げると、

【現状】
フリックが得意じゃない

【目指す姿】
得意な大きいラリー展開に早めにもっていきたい

【仮説】
→中途半端にフリックしても狙われる?
→どんなサーブがきてもストップできるようになればフリックしなくても済むのでは?
→しかも、相手の3球目の待ちを外せることも?
(極端に言えば、ロングサーブが来ても短くストップできるようになれば◎)
→精度が高いストップが常にできれば、相手の返球は台から出るか出ないかのダブルストップもしくは大きく流してくることが多くなる?
→自分から大きい展開で攻めることができる?

【そこから導き出した必要な技術、練習メニュー(意識するポイント)】
・上回転、ロング含む色んなサーブを出してもらって、すべてストップレシーブできるように反復練習する(回転の判断力、回転・スピードを殺すボールタッチ、適応力)
・ストップ後の前後の動きを速く、スムーズにするために多球で負荷をかけて練習する(フットワークの速さ、正確性)
・台から出るか出ないかのボールを振り抜けるように台上ドライブを練習する(フットワーク、スイング軌道、スイングスピード)
・ストップをより効果的にするために同じモーションでツッツキできるように練習する(モーション、深さの変化) 等々

ちなみに最近では、現状から改善策を積み上げる思考を「フォアキャスティング」理想からの逆算思考は「バックキャスティング」とも言うそうで、こういった思考法を組み合わせて考えることが大事だと思います。私は昔から、理詰めで納得して腹落ちしないと落ち着かない頑固タイプだったので、自然とこの考え方が染み付いていた気がします。笑

現状を正確に把握するための方法は人それぞれ。指導者と話し込んだり、ビデオを徹底的に観たり、ノートに書き起こしたり。自分を俯瞰で見れているか、自分のことを人に語れるレベルまで研究できているかを見つめ直してみると◎です。

余談ですが、Liliの村田さんが企画されている、日本トップ選手の秘訣、裏話などを掘り下げる企画、「むらじの部屋」でも、多くは「苦手な要素から持論が展開される」そうです。つまり、自分を常に高めていける選手の1つの特徴であり、指標なのかもしれませんね。

参考Lili TV「むらじの部屋」再生リスト

難しく感じてしまう人もいるかもしれませんが、簡単に言うとこういうことです。

  • 自分が出来ること・出来ないことを正しく把握する
  • どうすれば苦手な展開(出来ないこと)を避けることができるか
  • 得意な展開(できること)をどう使えば勝てるのか

から自ずと、本当に試合に直結する技術や戦術、練習メニューが浮き彫りになってきますね。

また、既に体が出来上がっていて、ほとんど技術も成熟している大人の場合、出来ない技術を出来るようにする練習の優先度は低いと考えています(しなくてよいわけではありません)。それよりは、できることを最大限を発揮するための練習を優先したほうが「生産性」が上がります。

では、「勝つ」とはどういうことか。
(相手より先に)11点を3回とるだけです。何も11-0にする必要はありません。
当たり前のことのように思えますが、こうして物事を単純化して捉えやすくした上で、それだけを考えることも重要であり、みなさんにとって何か気付きのヒントになれば嬉しいです。

 

三、〝背伸び〟しない

おそらく皆さんよくご経験の通り、実際の試合、特に緊張した場面では自分の思った通りのプレーができないことが多いですよね。
それが普通です。ここでは、それを理解して受け止めることが大事です。

もちろん、普段以上のプレーができたな〜と感じる試合も時折ありますが、基本的には鵜呑みにせず、偶然、たまたまだと思うようにしています。何故なら、再現性が低い=もう一回やれと言われてもできないからです。笑

要は、実際の試合ではパフォーマンスが半減、もしくはそれ以下になり得ることを、普段の練習から事前に想定して準備するんです。

先述の通り、できないことを惰性でやるのではなく、いま持てる実力の発揮を100%に近付ける練習を最優先にしましょう。
私が学生から社会人になってからのマインドの変化イメージとしてはこんな感じ。

前編まとめ〜後編に続く〜

前編はここまでです。
一見、当たり前のことのように思える内容が多いかもしれませんが、改めてこれまでを振り返ってみると、ここまで単純化して明確に分析している人というのはそう多くないと思います。意外と実践してみたことなかったり、そもそも考えたこともなかったり、新たな視点に繋がったという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

後編はその四〜その十まで、【フットワーク練習編】【システム練習編】で意識すべきコトを一挙に紹介します!

参考動画は以下にフライングゲットできるようにしておきますので、回り込んで予習しちゃってください。次回で重要なポイントをわかりやすく解説いたします。

【フットワーク練習編】

【システム練習編】

 

緊急事態宣言は解除されましたが今後も警戒が必要と言われていますし、もうしばらくは満足に練習できない日々が続くと思います。
練習が再開できた暁には打球感覚を取り戻すことも大事ですが、この活動自粛を頭のリセット期間としてプラスに捉え、根底となるマインドを見直してみてはいかがでしょうか。

私自身も今一度ゼロベースで現状と理想を見つめ直し、さらなるレベルアップを狙います。
まだまだ進化しますぜ♪d( ̄  ̄)



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それではこの辺で。See you again(^^)/~~~

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  • この記事を書いた人

今西 健太郎

皆さん、初めまして。 京都にある実家の卓球スクールで卓球を始め、東山高校、同志社大学へと進学。現在は製薬企業でMR(医薬情報担当者)として東京で働きながら、TIBHAR契約選手として卓球人生を謳歌しております。これまでの経験や挫折から得た学び、マインドを発信します。

-寄稿記事, サブチャンネル, 練習メニュー, 戦術
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