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T.T彩たま・坂本竜介監督が考える強化するべき技術3選【卓球】

2019年12月13日

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村田雄平
たまたまHuBaseに遊びに来てくれた、T.T彩たま・坂本竜介監督に質問してみました。書き起こしあり。インタビュー動画は記事下部にあります。

村田雄平(以下、村田)今日、たまたまT.T彩たま坂本竜介監督が遊びに来てくれたので、図々しく質問しようと思います(笑)

T.T彩たま・坂本竜介監督(以下、坂本監督)図々しくどうぞ(笑)

村田世界のトップレベルをずっと間近で見てきた坂本監督に聞きたいんですけど、いま、プレースタイルってどんどん変わっていってるじゃないですか。

坂本監督うんうん。

村田:坂本監督が感じている卓球の流れについて、坂本監督が考える特に強化したほうが良い技術を「3つ」、教えてください。

坂本監督:1番目は「ツッツキ」

村田:なんか嬉しい(笑)

坂本監督:めちゃくちゃ重要です。やっぱり現代卓球はレシーブがチキータから入るとか、基本的にドライブの掛け合いに持っていくイメージがあるけど、実際に強い選手、例えば馬龍選手や樊振東選手はラリーにならない。ラリーにならない時のだいたいの入り口がツッツキ。ストップからのツッツキ、レシーブでのツッツキというところでかなりチャンスを作れてる。ツッツキの精度が高いから次のカウンターで終わってしまうケースが多い。今後、ツッツキが一番重要視されていく可能性は高い。

坂本監督:もうひとつ重要なのは「フォアフリック」。バックのチキータが多用化されている中で、バックのチキータって基本的に横回転か上回転が掛かってる。だけど、フォアフリックは押し込むんでナックルにもなる。バックのチキータはナックルには絶対にならないから、そういう意味ではフォアフリックはバリエーションが出せて、上回転もナックルも出せる。フォアフリックをうまく使っていくのは今後間違いなく重要になっていく。

坂本監督:あとは「サーブの種類」。多い方が絶対得する。いくら良いサーブを持っていても、強い選手にはすぐに慣れられてしまって、レシーブで狙われてしまう。回転だけでなくコースの打ち分けも含めて、種類の多さをしっかり覚えると、レシーブ側が的を絞れなくなって、3球目の攻撃につなげられる。

坂本監督:「ツッツキ」「フォアフリック」「サーブの種類の多さ」の3つを強化していくのが重要なんだと思います。

村田:ありがとうございます。これ、なかなか聞けないと思います。

坂本監督:結構地味なところだけど凄い重要なところ。引き合いとかチキータとかじゃなくて、もっとシンプルなツッツキとかフリックといった誰もがやっている練習をどれだけしっかりできるかでトップの世界も動いているんじゃないかと思います。

村田:ありがとうございました。非常に勉強になりました。

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