家電とか家具とか、そのとき特に欲しいものがなくても見るのが好きで、外勤の休憩で時間が空いた時とか、ニトリやヨドバシによく寄るんですけど。
高確率で店員に間違われておばちゃんに声掛けられます。
なんかしたかと思ってどきっとするからほんとにやめてほしい。
違いますよって言ってるのに質問続ける人もいるし←
卓球する時以外はメガネで、かつ仕事の日はシャツ、スーツ着てるから、それっぽく見えてしまうのはなんとなくわかるけれども!
けれどもよ!
よく見て!
インカムとかつけてない!(そこかよ)
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今西健太郎です♪
こんばんは。
今回のテーマは「試合で結果を出せる選手とそうでない選手。コンディショニング意識の違いとは?」です。
普段の練習でどう意識すれば生産性を高めることができるか。意識すべきこと10選は過去の記事で前後編に分けて紹介しています。かなり緻密に書いておりますので、まだ読んでいない方はぜひ。
参考「練習の生産性を上げるために意識すべき10のコト【前編】」
参考「練習の生産性を上げるために意識すべき10のコト【後編】
目次
はじめに -コンディショニングって?-
試合で勝ちたい!もっと強くなりたい!と、普段から一生懸命練習している我々にとって、「結果を出す」ということは永遠の課題かと思います。
「結果を出す」ために普段から練習やトレーニングを頑張ることは言わずもがな、他に大事になってくるのが「試合本番でMAXのパフォーマンスを発揮すること」です。
以前の記事でも何度か触れていますが、実力が100あっても、本番ではそのうちの何割かしか発揮できないのが普通です。試合の日は普段の練習とは違う相手、環境、心身状態なのですから、言わば当たり前ですよね。
そこでさらに追求して欲しいのが、競技において最大のパフォーマンスを発揮する為の「コンディショニング(心身の調整)」の意識です。
ワード自体は聞いたことがある方がほとんどかと思いますが、トップクラスの選手はここに対する意識、思考がとんでもなく緻密だったりします。
今回はそんな「コンディショニング」について、試合前から当日の朝、試合本番からその後までにかけて、限られた項目になりますが、関連動画も併せて、皆さんに紹介していきたいと思います。
かくいう私は、普段の練習時間が満足にとれない分、この、コンディショニングに対する意識=試合本番で実力発揮することに特段重きを置いて卓球に取り組んでいますし、それが実際に、全日本や東京選手権における東京都代表という形としての結果に繋がっていると感じています。
試合前はどう過ごす?
【1:02~】
ココがポイント
試合当日に向けて実践的な練習にシフトしながら、練習量は減らしていこう
皆さんも経験されたことが多いと思いますが、卓球における「調子」は日に日に変わっていきます。ちょっと前まではすごく感覚が良かったのに、やればやるほどおかしくなっていく。反対に、ずっとだめだったのに、最近なぜかなんでも入る気がする。よくあることです。
その現象自体は当たり前にあることなので心配は要らないのですが、試合で結果を出せる選手は、その「調子の波」をコントロールする意識があります。打てば打つほど変わる感覚。その変化を把握して試合当日から逆算し、計画的な練習を組み、徐々に練習量を減らしていく。そこには体力を温存して、無駄な疲労をなくす目的もあります。そして、調子の波が高い日を試合当日に必然で持っていく。
よく言われるのは「調子の波の間隔は大体2週間」。まずは試合当日の2週間前にベストをもっていくような意識で練習計画を組んでみると良いかもしれません。
また、自分や周りの人を一度思い返してみてください。
試合直前になっても、いつもの練習メニューとさほど変わらない人。
試合直前になって、慌てて一生懸命フットワーク練習している人。
あくまで私の経験上ですが、そういう人は試合で結果を出せないことが多いです。
逆に、トップクラスの実績を誇る人ほど試合前日には
「おっさき〜」と言って真っ先に帰る人、
「今日サーブレシーブとちょっと多球だけでいいや」とさくっと練習を切り上げる人、
そもそも前日は練習せずに体を休める人、が多い印象です。
これは、心身も技術も発展途上の中高生はまた少し別の話です。そもそもチームで指導を受けている段階ではそんな行動できないと思いますし、する必要はないです。中高生のうちは練習計画を考えるのは監督やコーチの仕事ですから。ただ、意識を持つことは大事です。あと、当たり前ですが早く帰れば強くなれるわけではありません。笑
それぞれの時期における練習内容の配分について、私の場合のイメージを紹介します。
ご覧の通り、試合当日に向けて基礎打ちやフットワーク練習はほどほどに、システム練習やゲーム練習の割合が増えていっています。応用力に対する意識をより強める為、ですね。考えてみれば当たり前ですが、この配分を明確に意識して練習計画を組めている人はそう多くないと感じています。
試合当日までの練習量とメニューの配分に対する意識、それによって自分の調子の波を正確にコントロールできるかどうか、ここが結果を出せる選手とそうでない選手の1つ目の差でした。
試合当日の朝、どんな練習をすれば良い?
【2:46~】
試合当日の朝、会場に着く時間や受付の状況、出場選手の数や台に割り当て等、環境は様々ではあり、もちろん大会の規模にもよりますが、一般的な予選会やオープン戦においては、大体練習できるのは10〜30分くらいかと思います。何か会場の都合やトラブルがあれば一切練習できない、なんてこともあり得ますね。ここでも、結果を出せる選手とそうでない選手の差が大きく生まれます。
ココがポイント
試合当日の朝イチにやることは事前に想定して決めておこう
もっといえば、その中でも優先度を決めておき、朝会場に到着した時点でどれくらいの時間練習できるのかを確認して、その優先順位を順を追って遂行すると尚良しです。私の場合だとこんな感じ。
朝イチの練習でやることリスト(全面Ver.)
- 乱打→両サイド一本一本(切替、オールフォア):とにかく動いて体を起こす
- ミドル一本→オールに一本の切替繰り返し:体軸のキレ意識
- サーブ→ツッツキに対して両ハンド(特にフォア)ループ&強打:サーブ後の戻り、台との距離感保つ意識
- 相手サーブ→ストップ対ストップから仕掛ける:前後の微調整意識
もちろん1つ1つをじっくりやれるほど時間に余裕はないので、短時間でぱっぱっと確認していく感じです。朝の練習時間が3分だったらこれだけでも、10分だったらこれとこれ。30分できるならここまでじっくりやろうと予め明確に想定して、調子を上げるルーティン化しておくと○です。「30分やらないと仕上げることができません...って選手は、短時間しか練習できない日の場合、調整不足で早々に散ってしまうかもしれませんね。それも実力のうち、結果を出せる選手との差です。
ちなみに私の場合、朝、仮に一球も練習できなくても、すぐに体の調子を上げて、序盤からそれなりのクオリティで試合をすることができます。朝の練習不足で調子が上がらず負けちゃいました...なんてことは起こり得ません。(どや顔なうですが、できるようになったのは社会人になってからです。)
それは「どこでもできて、30秒~1分で終わる」、体を仕上げるためのとあるルーティンワークをひとつだけもっているからです。もちろん、がっつり練習できるに越したことはありませんが。
ただ、私も一応選手ですので、ここではひとまず秘密にさせてください。笑 皆さんも自分なりのものを構築してみてくださいね♪
話を戻しますが、朝の短い時間で取り組む練習項目を決める上で基準になるのは、「実際の試合でよくなる展開」や「自分にとって大きな得点源となり得る技術」です。
それに順じて私の場合、キーワードを厳選するなら、「前後の微調整」、「両ハンド(特にフォア)スイングの振り抜き」「ストップ後のリカバリー」などになります。大事なのは自分のプレースタイルとリンクしているかどうか。
例えば、試合では前陣守備型の選手が、朝から大きな声出して後陣で引き合いしてても...ですよね。笑
余談ですが、調子が上がる練習=自分が気持ちの良いだけの練習、ではありません。目的と手段を履き違えず、実質的な練習メニューを構築するよう、見極めましょう。
ココがポイント
半面で練習するときは極力バックサイドをとろう
これは右利きと右利きで練習するときの話です。朝イチの練習では人も多いので、半面ずつ練習することが多いですよね。私は左利きと練習するときやダブルスの試合の日、また明らかにバックサイドに人が多すぎるとき以外は基本的に、バックサイドのコースを選ぶようにしています。
何故なら、多くの場合はフォアサイドでバック系の技術を使うことはほぼないからです。実際の試合でやらない技術、感覚に対して、朝の貴重な時間を使うのはもったいない。
ただでさえ半面ではやれることが限られるので、試合で大きな割合を占めるバックサイドでの切替、サーブからの展開に取り組んでみてはいかがでしょうか。
いざ試合本番!考えるべきことは?
ココがポイント
今の実力の100%に近い数値を発揮することを最優先に考えよう
ここでは、勝敗が重要な何かの予選会等、を想定しており、中高生や、大事な試合に向けたチャレンジの意味合いが強い大会の場合は別です。
ここに関しては以前の記事で、これでもか、というほど解説していますので、割愛いたします。笑
参考「練習の生産性を上げるために意識すべき10のコト【前編】」
参考「練習の生産性を上げるために意識すべき10のコト【後編】
試合の勝敗の捉え方、今後の練習にどう活かす?
ここからは、試合に向けたコンディショニングとは少し別の話題になります。
【6:44~】
ココがポイント
試合で良かった・悪かったところ、それぞれの理由を考え、必ずフィードバックしよう
ココがポイント
今後の練習において、変える(反省)点だけでなく、残す(うまくいった)点も整理しよう
試合で勝った負けた、で一喜一憂することも今後のモチベーションに関わるので大事なことです。
それ以上に考えるべき点は、試合結果や内容から、次にやることを整理して必ずフィードバックすることです。
①今回の試合で悪かった点、良かった点はどこか、整理する
②じゃあ、何故うまくいったのか、うまくいかなかったのか、表面上の戦術、技術だけでなく、これまでの練習内容、取り組み方を見つめ直す
③練習内容において改善しないといけない(悪かった)点はどこか、残さないといけない(うまくいった)点はどこかを整理する
④実際の今後の練習で実践する(工夫して変える or 残す)
⑤これの繰り返しで、うまくいく部分を残して蓄積、反対に欠点は排除していく
この流れでのフィードバックは最低限やらないと、一生同じ反省の繰り返しです。
また、よくあるのが例えば「あのときあのサーブ出してたら良かったな」といったような表面上の反省。戦術を構築する上でそういった経験を蓄積していくことは重要ですが、そこで思考が止まっているなら、効果は薄いです。試合の成果は普段の行動の賜物であり、一朝一夕で変化するものではありません。根本から自分を見直せるか、ときには現状を捨て、新たな強さを身につけようとする勇気も、結果を出せる選手との差に後々繋がってくるかもしれませんね。
「試合は考えた者勝ち」=「勝つべくして思考をより高く積み上げた者が勝つ」です。
おまけ -卓球は頭が良くないと強くなれない?-
【7:53~】
卓球に限らず競技全般において「頭が良くないと強くなれない」というセリフ、指導者の方で口にしたことのある方や、実際に周りの人から言われたことがある人も多いのではないでしょうか。私もそのうちのひとりです。幼少期は両親に、学生時代には監督によく言われていました。
その通りだと思います。勉強は卓球を強くなる上でもめちゃくちゃ大事。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、「勉強ができるかどうか」が問題なのではなく、勉強する過程の中で「物事を自分で考える力≒思考力≒現状を打破する力」が身についているかどうかが重要だと思っています。そして、勉強ができるからといって思考力があるかと言われればそうではなく、逆もまた然り、です。
競技における試練や逃げ出したくなるような苦しい出来事、もっというなら、社会に出てしんどい仕事に直面した時。学校で課せられる課題、勉強ごとき乗り越えられない根性で、真っ当に務まるでしょうか。
・・・。
ちょっと言い過ぎました。もちろん、一概には言えません。
が、難関(例えば学校での課題や試験等)に挑む姿勢や頑張り、壁を乗り越えようとする思考こそが、競技力向上の一翼を担うことに違いはありません。
実際、トップ選手と話をする中で、少々勉強は苦手でも頭の回転が速かったり、その分、別の部分で補う工夫をしたり、いわゆる、地頭が良いな〜と感じる人が多い印象です。
何が言いたいかって、とにかく学生のうちにやれるだけの勉強はしておくべきです。以上。笑
試合で結果を出せる選手とそうでない選手の違い まとめ
試合で結果を出せる選手とそうでない選手の違い まとめ
- 調子の波をコントロールできるかどうか
- 朝イチ短時間でも調子を上げられるかどうか
- 本番で実力発揮することを最優先に考えられているかどうか
- 試合内容を今後の練習にフィードバックできているかどうか
- 地頭が良いかどうか (例外あり)
他にもたくさんありますが、すぐに実践できることを中心に挙げ、紹介してみました。
昨今の情勢もあり、今はなかなか計画的な練習を万全で臨むことは難しいかもしれません。しかし現状に嘆いていても状況は変わりません。今やれること、やるべきことだけを考え、その中でベストを尽くす、これを常に実践していく人だけがどんどん前に進んでいく、と私は思います。
「タスク・フォーカス」
私が大好きな漫画「ハイキュー!!」に出てくるキャラクター、赤葦京治のセリフでもあります。他にも名言がたくさんあるので、気になる方は調べてみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでくださった方が「結果を出せる選手」になる一助に少しでもなれば幸いです。
また、こういった内容を中心に、紹介しきれなかったことはSNSやYouTubeでも取り上げていこうと思っています。この記事が少しでも参考になったな、って方は、是非、フォロー・チャンネル登録をしていただけると嬉しいです!( ^ω^ )
それではこの辺で。See you again(^^)/~~~
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